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2017/06/24

真由子の街コンレポート



例の街コンから数日後、真由子は今度は店コンにトライしようとしていた。

前回の街コンでは、桜井という素晴らしい相棒というか頼れる先輩を得て、真由子は街コンに対し学ぶことが多かった。そこで得た経験を、まずは真由子なりにまとめてみた。その結果、今度は店コンに行くしかないという結論に至ったのだった。
その真由子の街コンレポートはこうだ。

真由子の街コンレポート:
街コンは市町や地元の商工会などが主催することが多く、地域的に近接する何軒かのお店と提携して開催される。これは地域経済の活性化を狙っている。
街コンは店コンに比べれば大規模なイベントのノリで、司会や仕切りについてもある程度は公が行うが、参加者の行動に関しては積極的には関与してこない。
公というのはつまり男女間の個々の話にまでは責任が持てないわけだから、当然、積極的に関与できないのだろうと推測する。
そのため、参加者の行動には大きな自由度がある。帰るのもマッチングした二人で消えてしまうのも自由だ。これは参加者にとって大きなメリットと言える。
公の団体が主催する街コンは、先に述べた地域経済の活性化のほか、最終的にはそこで出会ったカップルの市町への定着率・税収・生涯出生率のアップを狙っているわけで、その分、参加資格が緩い。
つまり地元に住む独身の男女であれば(もしくは地元でなくても)誰でもどうぞご自由にご参加くださいという感じで、気楽に参加できるという意味においてはとても良い。
参加者からするとメリットの多い街コンだが、一方で開催回数が圧倒的に少ないという現実がある。それは行政の予算の関係もあるだろうし、また行政自らが行ったイベントについては評価や総括といった後々面倒な処理もあるためと推測される。
参加者について見てみると、街コンは参加資格が緩い分、参加者の年齢層は多岐にわたる。参加費も安いので、比較的若い子が気楽に参加しているのは良い点だ。
ただ、街コンが即、結婚に結び付くかというとそうではなく、どちらかと言えば友達作り程度に納まっているのが現実だ。
参加資格が緩く、参加費も安く、仕切りもなく、参加者が自由に動けるというのがその理由だろう。


これが真由子のまとめというか初めての街コンに対する感想だ。

「No.2のマッチングサイトを、No.1に押し上げるには?」という大命題のために『「ネットとリアルの融合」そう、それはつまり「合コンに違いないわ!!!」』と意気込んで調査を続ける真由子であったが、結局、街コンから得られたのは、気軽に参加できて仕切りがあまりないということだった。
仮に真由子の思う「マッチングサイト」の「ネットとリアルの融合」は「合コンである」という図式が正しいとしても、気軽に参加できて司会の仕切りがない合コンをマッチングサイトが開くというのは、会社としてあり得ない。それは真由子にも分かった。
単純な話、リピータの確保もできなければそこに利益の構造もないからだ。

そうなると店コン。

様々な条件を付けて参加男女を絞り込み、囲い込み、夜な夜な、いたるところで怪しげに繰り広げられている店コン。これこそが本命に違いないと真由子は考えた。
そこでは、パーリーピーポー上がりの司会者が延々と場を盛り上げ、参加女性の泣き笑いの中、最終的にはねるとん紅クジラ団よろしく男性同士の「最初から決めてましたー!」「ちょぉっとまったー!」みたいなドラマチックな展開が、毎晩23時に行われているはずだ。
いや絶対にそうに違いない。これはもう、街コンよりは100倍行ってみる価値がある。あるのだー。

真由子はまた超絶燃えてきた。そこで真由子は津田沼と西船で近々開かれる店コンの情報をネットで検索し、PCの画面を立ち上げたまま、例の桜井先輩にLINEを送った。
こんなときに頼れる先輩と言えば、”ザ・クール”桜井しかいない。彼女ならまた新しい知恵を授けてくれるだろう。

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